時既にお正月なので大晦日感が割と霧散ぎみではあるのだけど、総括。
 自己言及の限界を感じた一年でした。自己の「発見」と、それに伴う再帰的な強化→先鋭化の回避。対話の中でのポジションではなく、対話という概念そのものへの距離の取り方によって、それは実現/ないし志向されるべきものでした。対話しない=最強、の原則。透明な視点になりたいという遠大な目標、その難度を測り損ねていた、とは言えるかもしれません。
 2012年の大晦日には、もう少し優れた視点を獲得できているといいなあ。