『ANGEL TYPE』終了。そして死。
 泣けるのは当たり前、って言及をよく見る。ある種の作劇に関する一般論として。しかし、自分がそういうものに触れた時に覚えるのは、圧倒的な寂寥感と虚脱感だけだ。受容することをすら拒否させる大質量の衝撃を感動と呼ぶのならば、正常な反応がそこに生まれないことこそがその破壊力の証左である、とは言えないだろうか。いや、極私的な話ですけれど。