前がみえないのである。やる気はなくもないのだが実際全く成果が上がらないのでモチベーションがすり減ることこの上なし。
 成功の可能性があるか否かすらわからない初歩の初歩で泥濘に塗れてもがくことを余儀なくされるこの感じ、最先端を往く研究者の人々はこれが日常なのかと思うと、その精神の強靭さは想像もつかない。これが趣味であれば苦境もまた善し、と言えるのだけど、いかんせん学業となるとスイッチ切れたかのごとく意欲が全消失するのでにんともかんとも。