リトバス6話
 神北小毬ちゃんとかいう天使と来ヶ谷唯湖さんとかいう天使が動いて喋っているだけで我々人間には過ぎた極楽が顕現していた訳です。讃えよ。
 ちょっと時間を置いて元のテキストと比較してみた感じ、かなり改変されてますね。〜4話までの忠実っぷりから考えると、ふつーに驚くほどに。原作のネタバレはなるべくしないようにしよう(そのためのサブブログです)と思っているのでぼかしますが、説得の論理、説得に至るまでの過程が根こそぎ変質している点についてはかなり注目の余地があるのではないでしょうか。個人的には、過程の変化―――「リトルバスターズ」が強調されたこと―――がアニメ版の独自性の片鱗であることを祈って止みません。ゲームのシステム、つまり非固定の攻略順といった要素の不自由さに自覚的だった証左だとすると、この先面白いことが起きうるように思います。
 うまいこと舵をとってくれれば、僕の考えた最強のリトルバスターズへと繋がる始まり方のようにも思いますが……さて。
 
 *ラストの過程自体は原作のが数段好きでしたが、演出の意図として敢えて強度下げた可能性が割と否定できないので、それはそれで。