家からほとんど出ずに引き続きとっぱら。あと穂波→幸子→ミドリ? で終了かな。
 各人の努力によって支えられた優しい世界。しかし彼らの優しさは過去の過酷や喪失に由来するものでもあり、えいえんを宿すかに見えた幸せは不意に顔を出した過去のしがらみによって危機を迎える。すれ違いと宿命に彩られた試練の物語。過去に決着を付けることは、未来への姿勢を自己規定することと繋がる。
 
 といった感じで作品全体に横溢する空気を全力で楽しんでいるとかなんとか。
 あとアレですね、長命かつ本質を先に規定され繰り返しの日々に生きる者たち、という妖怪定義のキャラクタ概念との相性のよさを何度も実感させられました。そのように在れたならば。