THE UNLIMITED 兵部京介 7話
 過去話前編。OPが白黒映画風だったのは初手からおぉーと思わせるよい始め方だったかと。
 後編に向けた説明回といった感じで、単体で面白い回ではなかったかなー(いろいろ考えさせる設定/カットはあったけれど)。アンディと少佐を前週で重ねて描写した以上、二人の共通項と差異が描かれるだろうので、そこら辺に期待を膨らませつつ。あと蕾さんの子供っぽさというか青臭さというかにこう、子供を子供として描くんだなーと妙な感心が。
 そういえばOP最後のカットのキャラ配置がアンディ→賢木→皆本って順番なのが凄く不思議だな―と思ってて。それだけアンディの話として観てるってことなんですが。
 
あいまいみー
 「面白い観方」を定めさせようとすらしない奔放さがもはや神の領域である。
 それって面白くないってことじゃないの? と言われたら壺で殴る。僕は面白いからいいんだよ。
 
ビビッドレッド・オペレーション 7話
 おじいちゃんの死後硬直から間髪入れずに天元理心流チョップ。比喩でなく茶を噴いたという。あと今まででたぶんいちばん面白かった。
 れいちゃんが良い子すぎて困るの巻。「あの子たち、どうして私なんかに構うんだと思う?」……鬱陶しく絡んでくるあの子たち、とは言わない。「遊びに来たわけじゃないのよ。何やってるのよ、もう」……言い聞かせないと流されてしまいそう。あとトマト採る時の微笑みとか。6話までの振る舞いもアレだし。
 仲の悪かった敵役のキャラが絆されて、という展開ではない辺りが逆説的に酷薄というか。最初から精神的には陥落してるっぽいんですよね。自分に言い聞かせるような言葉の数々や、刺々しい拒絶は、そうしなければ心を許してしまうから、という風に見える(画面そのまま、それなりにベタな観方だと思う)。極端な話、偽の友達関係を築きながら任務を遂行することは可能な筈なんですよ。そうしないのが誠実さの現れであれ、弱さの証であれ、どちらにせよ良い子に過ぎる。
 そういう子が精神的に最もきついポジションに居るのであかねちゃん救済はよ、といった感じではある。
 
D.C.III 7話
 こわい(率直)。朴念仁であることに担保された積極攻勢。重ね重ねこえー。
 救済の二文字である毎週。逆光の時の塗りの処理がすごく好きだなーとか気付いたり。労力の低減と見栄えのよさが上手いこと噛み合ってる感じ。