われわれが世界に抱く信頼というのはつまり科学的なものの見方に底支えされたものであって、要は反証されていない限りは真であるとしておく態度でしかなく、そこから一歩踏み出しさえすれば、自明性の外側で驚きと対峙することになるのだ―――といったようなことを言われると「……ん? いや、それは前提として、君はそっからどうすんの? どこに歩いて行くの? それを訊きたいんだけど……」という気持ちになるわけじゃん。というのがまあ例のアレに対して勝手に思ったことの雑要約。妥当な突っ込みかどうかは知らねえ。興味もない。