「要するにこのキャラは(現代日本人の日常感覚に根差した比喩)なんだよ」「なるほど!」みたいな理解はいつだって貧しいけれど、それを型月作品でやるのはまあ最悪だよなーってのはあって、要せない/抽象できないことを取り零した時点でもはやそこには何の輝きも残ってはいない。
 Fateは文学、というのはその意味において正しくて、誰も彼もが文学を読み解くようにFateに接していたのなら世界はきっともっとずっと優しかったはずだ。でも、そうはならなかったんだよ以下略。