これから毎日本を読もうぜ?
 ……とりあえず『夜明けのブギーポップ』まで読了。繰り返される「そういうもの」「自動的」といった形容にキャラクタという概念そのものを幻視したような気分となる。
 流れが決まっていたとしても、大局から見れば無駄なあがきでしかなかったとしても、その一矢に込められた意思を気高いものとして扱おうという、その姿勢こそ人間讃歌と呼ぶにふさわしいのだ、とか思ったりもした。ルーツの話、なのかしら。