他人の形成した文脈なんて問題じゃない、ただ純粋に作品を愛しているんだ、と声高に主張することの政治性。
 畢竟、語る必要はあるのか、という問題になってくる。もしも変質を嫌うのなら、虚言を吐きたくないのなら、黙っていればよい。だとしても、と思ったその時に、どのような言葉を選び、どのような場を選ぶか。適当に放言してる人間が何を言っているんだ。死すべき。