竜騎士07の資質について考えたりしている。僕のプレイ履歴の関係で、ひぐらしに於ける、と前置きせざるを得ないのだが(と後置)。あとRewriteもか。ルチア個別以外に書いてるのだとすれば、その部分はまだ読んでいない。
 ひぐらしの話。日常と惨劇を都合7回半も繰り返す構造……もとい(商品)展開がゆえ、日常の価値が禁欲的に底上げされていたのだとすれば、そこに描かれるものは馬鹿馬鹿しければ馬鹿馬鹿しいほどよい、と言える。それがいつか喪われるものであるからこそ、或いは客観的に広い価値を持たない仲間同士の空気こそが意味を持つ。それは代償を求められないものだからだ。その前提に支えられて、キャラ崩壊やパロネタの連発もまた「日常」の構成要件として必要だったよね、と受け入れられてきたのかとぼんやり無根拠に思っている(正直、リアルタイムでも推理以外に興味を持つ人間が周囲に居なかったため、ネタ関連の受容に関しては全く無知である)。
 翻って、そのような前提を持たない場で彼が彼の世界を展開したならどうなるか、という話で。いや結論どころか思考の取っ掛かりすらないんだけど。ひとつ気懸かりなのは、作家自身が考える「己の作家性」というものについてであり、つまり―――とかそういう話。続きはWEBで。