全部一話まで。とりあえずむろみさんとサムライブライドは最後まで観そう。
 
・波打ち際のむろみさん
 始終ボケっぱなしのむろみさんはもちろん可愛いんだけど、むろみさんのかわいみを最大化できてる主人公のムーヴに非凡なものを感じないでもない。むろみさんという生き物がいること、については全く問題とせずに対話に臨んでるあたりすごい異種族間の接触に向いたムーヴを取っている。パニック映画とかだと最初に死ぬ。マーズ・アタックみたいな。
 アヘ顔と嬌声が合わさっても卑猥に見えないむろみさんのギャグ力、ではあるのだが、それはそれとしてデフォでえろくてよい。
 
・俺妹2期
 ツンツンした妹はお兄ちゃんが大好きに決まってる、ということになっているので、かわいく見せたいと思しきカット以外ではとにかくかわいく読み込む余地をひたすら排除していく脚本は徹底的かつ緻密と称してよいものなのであろうが、そもそもちょろい妹のが眺めてて快楽あるよね、という。なんとなれば、その読み込みの過程にこそ快楽を覚えるようにチューニングしてきた訳で。これ全部個人的な感慨です(ということになっているので〜辺り特に。一般性がないということはなかろうが)。
 そういった成立の難しさを物ともせずやり通したことを褒めたい気持ちはあるけど脳は正直なのでかわいくねえんだよーっと叫ぶに留めておく。バジーナさん活躍してほしいです。
 
・MJP
 ヒーローと聞くとすぐさまワイルドアームズ2の話を始めるお兄ちゃんたちである(Fateの話はしない(面倒なことになるので))。
 キャラデザと表情の崩しっぷりの塩梅がとても好み。なので、舵取りの方向を注視していきたい。
 
百花繚乱サムライブライド
 又兵衛さんの服装を見た時点で溢れるスカム感に打ちのめされ脳が崩壊した。
 画面エフェクトの圧倒的格好よさとかそういう部分については真面目な文章がもうあるだろうので、敵味方とかあんまり関係なくゆるゆるしそうな辺りにワイは閃乱カグラでこれが観たかったんやァーと叫んでおく。あとあれ、やっぱり眼力があっていいですよね。大十字九郎君を思い出すところ。
 
あいうら
 人体のエロス。ただそこにある肉。
 人間は記号でものを認識してて、というのはローポリの棒人間にエロさを見いだせるよねとかそういう話なんですが、それとは別に物理法則に従ってうまいこと空間に定位した存在感のある肉体のいやらしさってものもあって、そういう意味で超やべー画面だなあと思いました。あと語り部の子があんまり小さく見えなかった(踏み台の使用・小学生呼ばわりにもかかわらず)のは何でかしらーとか。比較対象ないのが問題?
 
ゆゆ式
 ちょうきもい信者長文は別の場所で書くとして。
 百合成分の増量とか、あと時間/空間の離散性を利用できないの超つれーなー、とか。画面及び時間方向への書き込み密度を増すことで得られるものよりも失うものの方が多い作品だと思っているので、瞬発的な会話の遣り取り/会話そのものをメタに俯瞰し構築し操作する人間の意識についてクロースアップされる二巻以降のネタを注視していきたい感じの。