人間同士の対話に於いて、形式的な/儀礼的な手続きによって誠実さを承認されるような同意が成立する時、既にして地獄の釜の蓋は開いている。もしかすると既に釜の底かも知らん。
 内心の忖度を忌避する心性と議論は万人に開かれているべきだとする認識とが悪魔合体することが最悪なのであって、そこでは誰もが/誠実に/議論に参加できるための(・・・・・・)手続きが存在してしまう。どちらか一方だけであれば僕がここまで胃を痛める羽目にはならなかった筈であり、やはりインフラの階層化が必要だという結論に達さざるを得ない。僕は中の下インターネットあたりでいいです……。