ユースティアやってる。やっぱりオーガスト作品はテクいので技巧的な興味の方が先立ってしまう感もありつつ。
 一個の人間が受け止めきれる衝撃の限界について、みたいなことを考えてしまう。たとえば肉親や知己の死といったものは圧倒的な体験であって、だから死にまつわる儀礼や慣習、もっと広くいってしまえば死への認識には死そのものを直視することの甚大な影響を低減するための技巧が凝らされている筈で、そういったものは創作においてどのように利用されるべきか、或いは無視されるべきか、といったような。