ラップに関してはその価値を智解することしかできなくて、つまりテーマやプロット構造を以ってのみ物語を把握するような貧しさと同根の貧しさから逃れられなかったのだけれど、初めて一聴しただけで心奪われる曲に出会った。曲に、というかサブジャンルというか文脈というか。
 世界は繋がっている、ということを強く意識する。