長文書くつもりだったけど眠いので断片のみ
 ・リンネ氏とコーチとの地獄の特訓が最高の一撃をフーカ氏に叩き込ましめたこと、リンネ氏が蹂躙してきた対戦相手もべつに彼女のことを恨んではいないどころか発奮したりしていることなど、リンネという少女が歩んだ道の正しさが強調されていることには注意を払うべき。ヒーローによって過ちを許されゼロから始め直すのではなく、闇雲に/衝迫に駆られて歩んできた道であっても、その経験が無になるわけではない、という優しい世界観。
 ・しかしその世界にいじめっ子達は入ってこない。ここらへんすごい繊細なのでたぶん意図的に制御されてるはず。無制限な楽園ではない。
 ・上述のようなことはフーカ氏についても言えて、運送会社のおやっさんたちとのつながりを最後の最後に示すのは大層エモくてよい。フーカ氏は排斥され続けてやっと自らが受け容れられる場所にたどり着いたのだ、という話ではなくて、少なくとも会社の人たちはフーカ氏という人格を疎んではいなかったのだろうと信じることができる。だから、よかった。
 ・やっぱりリンネ氏のあれは鷹村ホーク戦だよなあと思うんだけど、そもそもジョーのオマージュだったりするのかもしれない。そこらへんよくわかんなくて、やっぱりあしたのジョーは流石に読まねーとなーみたいな感じではある。
 ・ジルコーチの物言いが完全に鴨川じゃんみたいなところも含めてなんだが、それこそ丹下なのかもしれぬ。
 ・どう考えてもデバイスのエモさが活かしきれてないのはなんとかしてほしい、かなあ。やっぱりレイジングハートとマッハキャリバー大好きな俺たちとしては(主語拡大)。
 ・魔法格闘の魔法部分は割と肌に合わない。格闘部分の描写のうまさと、格闘に+αする程度の(つまり、身体強化レベルの)魔法についてはかなり善いんだけど、そこから逸脱するとどうにも。なのはシリーズで魔法戦最高やんけってなったのほぼ1期vs.フェイトちゃんと2期vs.ヴィータちゃんだったので、ああいうの求めるマンとはそもそも相性悪いというのはあるけども。