『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第四話、五話を続けざまに視聴。
 あんまり桐乃がオタバレしそうになってシリアスに云々、という話にはそこまで興味がわかないんだなあと再確認したりしました。もうちょっとヌルい雰囲気でも僕は一向に構わないッッ!
 では、以下箇条書きで。
 
 ・黒猫さんの邪気眼語りがネタ(ギャグとして言ってる)なのか、そういうキャラとしてガチでそう振舞ってるのかわかんないです。そこがミステリアスで魅力的だなーと感じたり。一話の桐乃と口喧嘩してるシーンではあんまり思わなかったんですが、非オタのお兄ちゃんに向けて喋ってるところを見ると可愛いです。
 ・メーカー名が『アリスプラス』って……。ハニワとハニワが銃と剣で愛憎渦巻く恩讐劇を繰り広げたりするんですか。楽しそう。
 ・黒猫さんが良い友達すぎてもう。お前らが親友になっちまえよ。
 ・あやせちゃん。相手に幻想を押し付けるキャラって本ッ当に苦手なので、ものすごく許容しにくいです。萌える萌えないの話をするのは不可能。こんなに苦手なキャラを見るのは相当久しぶり。
 ・キモい兄だからと自虐することで桐乃に人生相談の口実を与えてあげるお兄ちゃんの心遣いは格好いいと思うんですが、こんなことでお兄ちゃん攻略できるのかい? という思いも。しばしばエロゲって鈍感な主人公をヒロインが攻略するシナリオになるよね、という。その意味において、某氏がTLで「お兄ちゃんこそがエロゲ脳(エロゲ主人公)」と言ってたのにはなるほどなーと思わされたり。
 ・あやせのオタに対する嫌悪感の発露、言い回しが過度に戯画化されすぎてる気がしてちょっともにょる。お父さんは頑固親父ってキャラ付けだったからいいけど、あそこまでオタを知らずに(ここ重要?)敵愾心だけを肥大化させる中学生って存在しうるのかしら。
 ・お父さんもツンデレ。五話の最萌えに認定します。
 ・桐乃の説得が正直意味わからず。それで説得されきるあやせは更に意味わからず。ますますメンヘラっぽいなーという印象が強化されました。
 
 あやせに知り合いかと聞かれた際、追求を免れるためにサッと退くことを選択できる黒猫はやっぱり大人だなあと思ったし、その前のディスクを勝ち取った場面でかなり友達思いな娘なんだなあとも思いまして。
 その黒猫たちを「キモい奴」呼ばわりしたことについてフォローが無かった、というのが個人的に凄くもやもやするポイントです。いや、「けいおんに練習はなかった!」というアレではなく、きっと描写されてないところでフォローしたんでしょうけど、それこそ画面の中で描いて欲しかったなあっていう……。
 最後に電話してるシーン、相手が黒猫だったらなあと思いました。