ADVのエンディングを開発側が「グッドエンド」「トゥルーエンド」などとラベリングすることについて、ってのは誰のお話が発端でTLに上がったものでしたっけ。無論として、エンディングが多岐にわたるようなゲームが生み出された頃から続く問題とは思うんですが。定期的に思い出される類の話なのかなあと想像したり。
 伝奇やサスペンス、ファンタジーといった要素を含むゲームにおいて、全ての謎が収斂するルートってのはまあ特別扱いされるのも自然なことだよなーとは思いますが、そういった場合でなければあまり優劣を付けて欲しくないなあ、と感じます。誰かが死んだらバッドで、みんな生きてたらグッド、とはならないような。死は君たちに与えよう、という話……とは限りませんが。
 だけど一方で、その物語を作った人たちの価値判断が明確に現れる貴重な要素でもある訳で。難しいですね。
 
 週刊少年ジャンプが欠かさず読んでる唯一の漫画雑誌なんですが、「近年で好きな漫画は?」と問われれば『太臓もて王サーガ』『賢い犬リリエンタール』『P2!』などなど、微妙な既刊/期間で打ち切りを喰らった作品ばかりです。然るべき場所で名前を挙げてけば「漫画通気取りの厨乙wwwww」って煽られそうなラインナップでトサカにきますよね、とリアルシャドーしたくなる程度には不遇なまんがたち。
 SWOTの終盤における絵柄の変遷はなかなか興味深かったものの、これでツーアウト。後がない状態で、果たして連載向けの体力とか身につけられるのかなあ。心配です。それ以上に、ノルマン効果を失ったPSYRENが円満終了できるのか、って方が心配ですけど。
 なんて長々と書いておきながら、ぶっちゃけ羽衣狐様(殻)の安否ばかりが気になってるのが本当のところでしてね。ええ。黒髪ロングで黒タイツの黒セーラーとか確実に殺しにきててしかも血の繋がらない姉とかもう。もう!!