昨日のアレ。「死に際こそが意味をもつ」って造形のキャラは最終決戦まで残してもらえない、という問題だと言えるかもしれません。ぶっちゃけると若奥様とか、あと(王でない)英雄とか。それだけに一切合切の枠をぶっちぎって物語の流れをぶち壊してくれる「正義の味方」と化した士郎には背筋がゾクゾクするくらいの期待を抱いたのですが、まあバッドエンドなのですぐ終わりました。
 要約すると「イリヤルートやりたかったよぉ……!」って話ですね。

 Fateで最も見たかった(見られなかった、ということなのだけど)ものは、鉄の心を手にした士郎と、そこに切嗣を見出したイリヤとの会話。 それさえ見られれば他の部分がどんなものであったとしても納得できたであろう、と思えるほどに渇望した要素。
 それを見るためにSSを探していて、いつかそれを書くためにSSを練習してる。そんな気すらします。ことFateに関しては。