PCゲーム(ソシャゲ含む)の世界で、予め有限の期間を設定して経時的な仕込みを伴ったプレイ体験を給するという形態をちらほらと目にする。僕のようなアンテナの低い人間の目に入るということは相当活気のある試みなのかなと思うし、最近になって始まったという訳でもないのだろう。延命に関わる後ろ向きな処理がいかにゲームを駄目にするか考えれば、当然出て来るべき発想ではあるのだし。
 世界を閉じる手管について、という話なら今ホットなのはやはり艦これかなあ。僕の理想では永遠の戦いも明確な終戦もあの作品には相応しくなくて、幸福の裡で曖昧に解けていくような終わりを迎えて欲しいというのがあって、でもまあそうはならないだろう。